記事のアーカイブ

2022年12月14日 06:04

2022.12.18 宣教「生ける水、わが主に望む」

聖書 ヨハネによる福音書4章7-26節  イエスはユダヤからガリラヤへ行かれる途中、渇き、疲れ、思わずヤコブの井戸のほとりに腰をおろされました。時はまさに「正午」でした。暑い日盛りであったので周囲には人影も見えません。弟子たちはお昼の食事を整えるために町に出かけて行ったと記されています。そこへ一人のサマリアの女性が、人目を避けるように水を汲むためにシカルの井戸にやって来ました。なぜ、この女性は暑い真昼に人目を避けて井戸に水を汲みにやって来たのか。他の多くの女性には会いたくなかったからでしょう。この孤独な女性は見知らぬ人から「水を飲ませてください」と声をかけられた。こうしてイエスとサマリアの女の
2022年12月11日 17:16

2022.12.11 宣教「主が永遠に輝く」

聖書 イザヤ書60章19-22節  クリスマスとは、ベツレヘムにお生まれになったイエス・キリスト、その者を受け入れる、そのような時です。では、このキリストを信じると何が起こるのかというと、わたしたちは「変えられていく」のです。19節「主があなたのとこしえの光となり」と20節でも「主があなたの永遠の光となり」という言葉が出て来ます。わたしたちの心に刻みつけるように「主があなたのとこしえの光となり」と語られるのです。「光」という言葉は聖書ではいろいろな意味をもっていますが、その一つに「命」を象徴している場合があります。ですから19節、20節は「主は永遠にわたしの命となる」と言い換えることが出来ます
2022年12月07日 08:12

2022 クリスマスご案内

2022 クリスマスご案内   ★クリスマス燭火礼拝  12月24日(土)   17:00~18:00  宣教「祝福の家」  聖書 ルカによる福音書1章34-35節    Zoomによるオンラインでも参加できます。  ZoonID 8640313611  パスワード  miz117117     ...
2022年12月03日 18:58

2022.12.4 宣教「宇宙の創造者」

聖書 創世記1章1-5節   コロサイの信徒への手紙1章15-16節  宇宙の創造というのは、どのようにして出来たのでしょうか?他の惑星と違って、地球は青く宇宙の中でも非常に美しい珍しい惑星です。神は天地を創造されたのですが、創造の中で最後に神は御自分にかたどって人間を創造されたことが出て来ます。創造の中でも、人間が一番大切なものとして描かれています。主なる神は土の塵で人を形づくられていきます。何も役に立たないような土から人間が造られることに人間の価値、人間の命の尊さ、そういったものが見えて来ます。どんな人間でも、命があるし、一人一人には尊厳あることを、創造物語から考えることが出来ます。聖書に
2022年11月27日 06:42

2022.11.27 宣教「御言葉による冒険」

聖書 ルカによる福音書19章28-40節  29節で、イエスが子ロバを必要としているので二人の弟子が使いに出されました。弟子たちにとって、驚くべき経験となったのは、34節の主の言葉を自分の口で伝えたことです。それは「主がお入り用なのです」という言葉です。二人の弟子は、そんなイエスの言葉通りに行くのだろうかと思っていたのではないでしょうか。そして主イエスの言葉通りに進んで行くことに、弟子たちは驚いたと思います。この不思議な体験は、弟子たちの存在の中に根を下ろしていったのではないでしょうか。私たちが人生を生きる時、最も大切なものは「イエスが私の主である」ということです。私たち自身がキリストのものと
2022年11月15日 04:51

2022.11.20 宣教「主の恵みの宝」

聖書 ルカによる福音書19章11-27節  この主イエスのたとえ話は、主人が留守をするので10人の僕にそれぞれ「一ムナ」ずつを与えたというのです。主人の留守の間に働いた僕の話ですが、一ムナというのは現在のお金に換算すると100万円に相当するお金です。僕はその与えられたお金「一ムナ」を活かすか活かさないか心を働かせなければなりませんでした。問題は与えられた金額が多いか少ないかではなく、この僕たちの周囲の状況でした。12節で「ある立派な家柄の人が、王の位を受けて帰るために、遠い国へ旅立つことになった」のです。ところが14節に「しかし、国民は彼を憎んでいたので、後から使者を送り、『我々はこの人を王に
2022年11月13日 05:37

2022.11.13 宣教「人間失格と新生」

聖書 ルカによる福音書19章1-10節  今朝のテキストは「ザアカイの物語」です。9節「イエスは言われた。『今日、救いがこの家に訪れた。』」と、このザアカイが主イエスを自分の家に迎えることが出来たいきさつを、ルカは書いています。ルカが、ザアカイという名を出して表現したことにより、この物語は教会ではよく知られ、愛されている物語の一つになりました。主イエスがザアカイの家に行ったことについて、7節「これを見た人たちは皆つぶやいた。『あの人は罪深い男のところに行って宿をとった』」と書かれています。ザアカイは徴税人の頭でした。ローマ帝国の手先となってユダヤ人から税金を搾り取る仕事をし、その上、不正な取り
2022年11月06日 17:17

2022.11.6 宣教「ここに神の愛がある」

聖書 ヨハネの手紙第一4章7-12節  今朝は永眠者記念礼拝です。先に天に召された11名の方々を覚えて共に礼拝を捧げます。 キリスト教では「神は愛である」と言います。それは、私たちの人生の中で具体的にどういうことかと言いますと、7節「愛する者たち、互いに愛し合いましょう。」と語りかけています。真実に生きる者は、自分のためにだけ生きるのではありません。他者のために何ができるかを考えて、神からの力を与えられて生きる者です。9節で「神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。」と答えています。神の愛とは、
2022年10月30日 15:42

2022.10.30 宣教「信仰による救い」

聖書 ルカによる福音書18章35-43節  このテキストに出て来る盲人の名前はバルティマイであると、マルコによる福音書10章46節には書いています。おそらく、この盲人は長い間、道端に座り続けてきたと思われます。そこへナザレのイエスがやって来ると言うニュースが入って来ました。主イエスが来られても、バルティマイは見ることは出来ません。しかし、彼は心を躍らせ、主イエスを心待ちにしていました。バルティマイは、わたしは主イエスを見るのだと信じていたのです。遂にイエスが近づいてくる足音を聞きました。そこで、38節「彼は、『ダビデの子イエスよ、わたしを憐れんでください」と叫んだ。」のです。40節「イエスは立
2022年10月23日 05:12

2022.10.23 宣教「十字架の告白」

聖書 ルカによる福音書18章31-34節  この18章31~34節の中で、主イエスは御自分がこれからどのような定めにもとに、またどのような出来事に遭うかということを語られました。同じ予告を9章21-22節と9章44節でされていますので、これは三度目の最後の予告となります。しかし、33節「彼らは人の子を、鞭打ってから殺す。そして、人の子は三日目に復活する」という言葉の意味が、34節「十二人はこれらのことが何も分からなかった」のです。主イエスの言葉の深い意味は弟子たちには理解されませんでした。なぜでしょうか。31節の前、18~30節で「金持ちの議員」の物語があります。金持ちで若くして名誉もあり地位

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