記事のアーカイブ

2020年12月15日 05:59

2020.12.20 宣教「大きな喜びを告げる」

聖書 ルカによる福音書2章1-14節  羊飼いに与えられた天使の言葉は「大きな喜びの」です。天使たちは主イエスの誕生を10節「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる」と言わざるをえなかったのです。ユダヤの民が待ちこがれていた神の救いを実現する方がお生まれになったのです。今朝、私どもはクリスマスの祝いに招かれています。その中には悲しみの中にいる者も、病の中にいる者も、共に主イエスの降誕の祝いの席にあずかり、新しい命にあずかるのです。15節「天使たちが離れて天に去ったとき、羊飼いたちは、「さあ、ベツレヘムに行こう。主が知らせてくださったその出来事を見ようではないか」と話し合った」
2020年12月08日 16:17

2020.12.13 宣教「神の憐れみ」

聖書 ルカによる福音書1章57-80節 今朝の聖書は、キリストの誕生に先立って、キリストの道備えをするバプテスマのヨハネについて記しています。このバプテスマのヨハネの父はザカリア、母はエリザベトです。ザカリアは祭司として神殿に奉仕している時に天使ガブルエルを通して神からのお告げを受けました。それは三つのことです。一つは老いた妻エリザベトが子どもを産むということ。二つ目は、その子は将来大いなる者となること。三つ目は、生まれる子はぶどう酒や強い酒を飲まず、母の胎内にいるときからすでに聖霊に満たされていると。ザカリアはこの神の祝福を受けながら、み言葉を素直に受け入れようとしませんでした。しかし妻エリ
2020年12月03日 19:12

2020.12.6 宣教「マリアの賛歌」

聖書 ルカによる福音書1章39-56節 この46節から55節は「マリアの賛歌」と呼ばれています。最初に、彼女ははしためにすぎない者が、神の御業の道具として選ばれる幸いを感じて神をあがめ、賛美します。51節に「思いあがる者」52節には「権力のある者」は引き下ろされ、「身分の低い者」が高く上げられる様が出てきます。この逆転を、マリアは神の憐れみと言いました。この憐れみという言葉は、聖書においてとても大事な言葉です。マリアは54-55節で「その僕イスラエルを受け入れて、憐れみをお忘れになりません。わたしたちの先祖におっしゃったとおり、アブラハムとその子孫に対してとこしえに」と賛美しました。神の憐れみ
2020年11月25日 13:41

2020.11.29 宣教「マリアの決断」

聖書 ルカによる福音書1章26-38節  今日のテキストは「受胎告知」マリアが神の子イエスの母となる知らせを聞いたその場面です。37節「神に出来ないことは何一つない」と天使ガブリエルと告げたのは、どういうことだろうとマリアは不思議に思ったとあります。それは、神においては、その語られる言葉は、必ず実現するということでした。それは具体的なもので「あなたはみごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい」と言われた言葉でした。そのことを信じなさいと言われたときに、マリアは38節で「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身になりますように」と答えました。マリアが決意したことによって、神のご
2020年11月20日 05:44

2020.11.22 宣教「祝福の家」

聖書 ルカによる福音書1章5-25節  ザカリアはアロンの血筋を引くレビ人の流れをくむ祭司でした。9節に「祭司職のしきたりによってくじを引いたところ、主の聖所に入って香をたくことになった」とあります。ザカリアにとってこの務めは、くじによって与えられた一生の間にあるかどうかわからない願ってもいない務めだったのでした。ザカリアは緊張しました。神のみ前に出て大事な務めにあずかりましたが、手順通りに行きませんでした。11節「すると、主の天使が現れ、香壇の右に立った。」のです。ザカリアは恐怖の念に襲われたとあります。ザカリアは天使から、年老いた妻のエリザベトが男の子を産むと告げられたのでした。21節「民
2020年11月10日 17:25

2020.11.15 宣教「喜びの福音」

聖書 ルカによる福音書1章1-4節  今日から聖日ごとにルカによる福音書を学びながら連続説教をしていきたいと思います。まず、ローマ帝国の軍隊によってエルサレムが破壊されたのが紀元70年です。その10年後の紀元80年ごろにこのルカによる福音書はルカによって書かれたものだと言われています。ルカは伝道者パウロに大変愛された同労の友であったようです。コロサイ人への手紙4章14節に「愛する医者ルカとデマスも、あなたがたによろしく」と言っています。そのようにパウロの伝道の仲間であったことは明らかなことです。3節に「そこで、敬愛するテオフィロさま、」に書きますとあります。このテオフィロさまがどんなに偉い方で
2020年11月04日 12:20

2020.11.8 宣教「怒りと罪」

聖書 エフェソの信徒への手紙4章25-29節  パウロは人間の怒りについて次のように述べています。25~26節「わたしたちは、互いに体の一部なのです。怒ることがあっても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで怒ったままでいてはいけません」と、私たちは怒ることがあっても、しかし、その怒りを継続させてはいけないというのです。また、29節に「悪い言葉を一切口に出してはなりません。ただ聞く人に恵みが与えられるように、その人を造り上げるのに役立つ言葉を必要に応じて語りなさい」と言っています。言葉は非常に難しいものです。言葉で失敗することが多くあります。私たちが何かを語る時には、パウロは悪い言葉を一切使っ
2020年10月28日 13:33

2020.11.1 宣教「輝かしい運命」

聖書  マタイによる福音書28章16-20節  今朝は教会員と共に故人のことを思い集う永眠者記念礼拝です。マタイ福音書は2017年1月8日から4年間続けて学んできました。今日が最後になります。さて、復活されたイエスにお会いした11人の弟子たちは、これから教会の伝道、教会生活の柱となった人々ですが、16-17節に「さて、11人の弟子たちはガリラヤに行き、イエスが指示しておかれた山に登った。そして、イエスに会い、ひれ伏した。しかし、疑う者もいた」このように、復活されたイエスにお会いした11人の弟子は、それでも彼らのうち2~3人か、4人か分かりませんが疑っていたと書いています。復活のイエスにお目にか
2020年10月21日 16:38

2020.10.25 宣教「創造者キリスト」

聖書 旧約聖書 創世記1章1-5節    新約聖書 コロサイの信徒への手紙1章15-16節  創世記1章の1節に「初めに、神は天地を創造された」とあります。この神が天地を掃除された時から、時間というのが始まりました。7節には人間は土の塵で造られたものとされています。聖書では人間の存在を塵のような小さいごみのように描き、自分が一体何者であるかを知らせています。ここで注目すべきことは、その人間に「いのちの息を吹き入れられた」そのことによって人間は「生きる者」となったということです。神から与えられる息、その霊として息が吹き入れられるとき人は生きているけれども、その息が絶えるとき人は生きる者ではないの
2020年10月21日 00:00

2020.10.18 宣教「マグダラのマリア」

聖書 マタイによる福音書28章1-15節 マグダラのマリアとは、イエスのガリラヤ伝道において、7つの悪霊を癒され、それから12弟子たちと共にイエスに従った大勢の女性たちの中の一人です。ルカ福音書8章2節に「悪霊を追い出して病気をいやしていただいた何人かの婦人たち、すなわち7つの悪霊を追い出していただいたマグダラの女と呼ばれるマリア」と書かれています。キリストの愛に目覚めてからは、いつもキリストのそばにいる献身的な女性でした。キリストが十字架に架けられたとき、他の弟子たちが逃げ去った後も、キリストの十字架のもとに母マリアと共にいました。キリストの遺体が十字架から降ろされて墓に埋葬される時も離れな

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