記事のアーカイブ

2020年12月26日 22:03

2020.12.27 宣教「神の言葉の実現」

聖書 ルカによる福音書2章15-20節  羊飼いたちは「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった」という天使の言葉を聞いて従いました。羊飼いたちはすぐに「ベツレヘムに行こう」と言っています。この「従う」ということが非常に大切なことを教えてくれています。従うとは、自分を相手に委ねていく生き方です。羊飼いたちは神の言葉を自分のこととして受け止めました。キリストの弟子になった人たちもそうでした。弟子たちは、すぐにイエスに従って行きました。私たちは場所や状況は違っても、弟子たちと同じこを、羊飼いたちと同じことをしていると言えます。私たちは、神の言葉に聞いて、従っている者です。だから
2020年12月25日 09:50

Merry Christmas! 

主の御降誕を心よりお祝い申し上げます   水元教会では12月20日(日)クリスマス礼拝をいたしました。 わたしたちのために、お生まれ下さったイエス様のお誕生日です。今、世界中が新型コロナウイルスに恐れと不安を抱えながらいます。わたしたちは何かを見失っていたのかもしれないという思いを待っています。どうすればよいのか皆が考えています。2000年以上も前のお話ではなく、今わたしたちのためにイエス様が地上にお生まれくださった意味を深く考えて祈りたいと思います。   例年の礼拝後の祝会もプレゼント交換はありません。 いぶき作業所の皆さんが作って下さるクッキーは、とても美味しいので毎
2020年12月21日 17:05

2020.12.24 宣教「幼子キリストを探して」

聖書 ルカによる福音書2章14節  今年の燭火礼拝は教会と皆さんのご自宅の中でオンラインでつながってイブ礼拝ができることとなりました。ユダヤのベツレヘムの町に着いたものの、宿屋は満員で、ヨセフとマリアは宿屋に泊まることもできず、二人は仕方なく馬小屋の片隅を借りて夜を過ごすことになりました。その夜、赤ちゃんが生まれました。その赤ちゃんがイエス・キリストでした。生まれたばかりのイエス様は、飼い葉桶の中に寝かされました。ちょうどその夜、野原で羊の番をしていた羊飼いたちの前に天使が現れました。「この近くのベツレヘムの町で、一人の赤ちゃんが生まれました。その赤ちゃんは、神の子として、神様に愛されるでしょ
2020年12月15日 05:59

2020.12.20 宣教「大きな喜びを告げる」

聖書 ルカによる福音書2章1-14節  羊飼いに与えられた天使の言葉は「大きな喜びの」です。天使たちは主イエスの誕生を10節「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる」と言わざるをえなかったのです。ユダヤの民が待ちこがれていた神の救いを実現する方がお生まれになったのです。今朝、私どもはクリスマスの祝いに招かれています。その中には悲しみの中にいる者も、病の中にいる者も、共に主イエスの降誕の祝いの席にあずかり、新しい命にあずかるのです。15節「天使たちが離れて天に去ったとき、羊飼いたちは、「さあ、ベツレヘムに行こう。主が知らせてくださったその出来事を見ようではないか」と話し合った」
2020年12月08日 16:17

2020.12.13 宣教「神の憐れみ」

聖書 ルカによる福音書1章57-80節 今朝の聖書は、キリストの誕生に先立って、キリストの道備えをするバプテスマのヨハネについて記しています。このバプテスマのヨハネの父はザカリア、母はエリザベトです。ザカリアは祭司として神殿に奉仕している時に天使ガブルエルを通して神からのお告げを受けました。それは三つのことです。一つは老いた妻エリザベトが子どもを産むということ。二つ目は、その子は将来大いなる者となること。三つ目は、生まれる子はぶどう酒や強い酒を飲まず、母の胎内にいるときからすでに聖霊に満たされていると。ザカリアはこの神の祝福を受けながら、み言葉を素直に受け入れようとしませんでした。しかし妻エリ
2020年12月03日 19:12

2020.12.6 宣教「マリアの賛歌」

聖書 ルカによる福音書1章39-56節 この46節から55節は「マリアの賛歌」と呼ばれています。最初に、彼女ははしためにすぎない者が、神の御業の道具として選ばれる幸いを感じて神をあがめ、賛美します。51節に「思いあがる者」52節には「権力のある者」は引き下ろされ、「身分の低い者」が高く上げられる様が出てきます。この逆転を、マリアは神の憐れみと言いました。この憐れみという言葉は、聖書においてとても大事な言葉です。マリアは54-55節で「その僕イスラエルを受け入れて、憐れみをお忘れになりません。わたしたちの先祖におっしゃったとおり、アブラハムとその子孫に対してとこしえに」と賛美しました。神の憐れみ
2020年11月25日 13:41

2020.11.29 宣教「マリアの決断」

聖書 ルカによる福音書1章26-38節  今日のテキストは「受胎告知」マリアが神の子イエスの母となる知らせを聞いたその場面です。37節「神に出来ないことは何一つない」と天使ガブリエルと告げたのは、どういうことだろうとマリアは不思議に思ったとあります。それは、神においては、その語られる言葉は、必ず実現するということでした。それは具体的なもので「あなたはみごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい」と言われた言葉でした。そのことを信じなさいと言われたときに、マリアは38節で「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身になりますように」と答えました。マリアが決意したことによって、神のご
2020年11月20日 05:44

2020.11.22 宣教「祝福の家」

聖書 ルカによる福音書1章5-25節  ザカリアはアロンの血筋を引くレビ人の流れをくむ祭司でした。9節に「祭司職のしきたりによってくじを引いたところ、主の聖所に入って香をたくことになった」とあります。ザカリアにとってこの務めは、くじによって与えられた一生の間にあるかどうかわからない願ってもいない務めだったのでした。ザカリアは緊張しました。神のみ前に出て大事な務めにあずかりましたが、手順通りに行きませんでした。11節「すると、主の天使が現れ、香壇の右に立った。」のです。ザカリアは恐怖の念に襲われたとあります。ザカリアは天使から、年老いた妻のエリザベトが男の子を産むと告げられたのでした。21節「民
2020年11月10日 17:25

2020.11.15 宣教「喜びの福音」

聖書 ルカによる福音書1章1-4節  今日から聖日ごとにルカによる福音書を学びながら連続説教をしていきたいと思います。まず、ローマ帝国の軍隊によってエルサレムが破壊されたのが紀元70年です。その10年後の紀元80年ごろにこのルカによる福音書はルカによって書かれたものだと言われています。ルカは伝道者パウロに大変愛された同労の友であったようです。コロサイ人への手紙4章14節に「愛する医者ルカとデマスも、あなたがたによろしく」と言っています。そのようにパウロの伝道の仲間であったことは明らかなことです。3節に「そこで、敬愛するテオフィロさま、」に書きますとあります。このテオフィロさまがどんなに偉い方で
2020年11月04日 12:20

2020.11.8 宣教「怒りと罪」

聖書 エフェソの信徒への手紙4章25-29節  パウロは人間の怒りについて次のように述べています。25~26節「わたしたちは、互いに体の一部なのです。怒ることがあっても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで怒ったままでいてはいけません」と、私たちは怒ることがあっても、しかし、その怒りを継続させてはいけないというのです。また、29節に「悪い言葉を一切口に出してはなりません。ただ聞く人に恵みが与えられるように、その人を造り上げるのに役立つ言葉を必要に応じて語りなさい」と言っています。言葉は非常に難しいものです。言葉で失敗することが多くあります。私たちが何かを語る時には、パウロは悪い言葉を一切使っ

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