2022.11.6 宣教「ここに神の愛がある」
2022年11月06日 17:17
聖書 ヨハネの手紙第一4章7-12節
今朝は永眠者記念礼拝です。先に天に召された11名の方々を覚えて共に礼拝を捧げます。
キリスト教では「神は愛である」と言います。それは、私たちの人生の中で具体的にどういうことかと言いますと、7節「愛する者たち、互いに愛し合いましょう。」と語りかけています。真実に生きる者は、自分のためにだけ生きるのではありません。他者のために何ができるかを考えて、神からの力を与えられて生きる者です。9節で「神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。」と答えています。神の愛とは、神がわたしたちにイエス・キリストをあたえてくださったということです。次に10節「わたしたちが神を愛したのではなく、神がわたしたちを愛してくださった。」とあります。わたしたちが何かしたのではなく、神がしてくださったのです。神の先行的な愛の真理です。さらに10節に「わたしたちの罪を贖ういけにえとして、御子をお遣わしになりました。」のです。わたしたちは神にお会いしたことはありません。しかし、聖書を通して私たちが学ぶことは、この「愛」が神から私たちに与えられたものであるということです。このことが分かった時に、わたしたちの信仰は深まっていきます。