2019.6.9 宣教「ここに立つキリスト」
2019年06月06日 16:57
聖書 使徒言行録2章1-42節
今日は聖霊降臨日です。イエスの弟子たちに聖霊が降り、彼らによって教会の歴史が始まったことを記念する日です。14節から36節はペトロの説教です。聖霊降臨の日、キリストの復活について教会が公然と語り始めたことにある、この代表するペトロの説教こそ生きた聖霊の働きのしるしです。それまでは、弟子たちの中には誰が最も高い地位につくかという意識が強くありました。ペトロは右大臣、ヤコブは左大臣になるだろうと、それぞれが対抗意識がありキリストから選ばれた12人が一つであったということではなかったと思います。しかし、このペンテコステの日に、聖霊を受けた全く変えられていったのです。14節「すると、ペトロは11人と共に立って、声を張り上げて、話し始めた」と、ペトロが大胆に語り恐れることのない証しをしたとき、11人も共に立ったと記されています。弟子たちが互いに一つ思いとなったのです。この12人の弟子たちの証しを通して教会が誕生していきました。