2021.7.18 宣教「み言葉をください」

2021年07月19日 05:38

聖書 ルカによる福音書7章1-10節

 9節「イエスはこれを聞いて感心し、従っていた群衆の方を振り向いて言われた。『言っておくが、イスラエルの中でさえ、わたしはこれほどの信仰を見たことがない。』」と記されています。このように主イエスは異邦人である百人隊長の信仰に驚かれました。この百人隊長についてはユダヤの長老たちも、5節「わたしたちユダヤ人を愛し、自ら会堂を建ててくれたのです」と言っています。彼はまだ未信者で異邦人です。しかしここでは、そういう区別を越えて神を信じるとはどういうことかを、主イエスによって見出されました。

 この百人隊長の一人の部下が思い病にかかりました。もう主イエスのところに連れて行くことも出来ないほどでした。彼は自分が主イエスのところに直接行けるほどの資格も、主イエスに家に入って頂く資格もないと思っています。自分の救いではなく、部下が救われることに集中していました。主イエスはこの百人隊長のヘリくだった態度を称賛されたのではありません。7節ー8節の言葉に「ひと言おっしゃってください。そして、わたしの僕をいやしてください。わたしも権威のもとに置かれている者ですが、わたしの下には兵隊がおり、一人に『行け』と言えば行きますし、他の一人に『来い』と言えば来ます。また部下に『これをしろ』と言えば、そのとおりします」と。彼は、今まさに死に瀕している自分の部下を助けたい。そのことを、主のみ言葉にすべてを委ねることが出来たのでした。救いはここに現実になります。10節「使いに行った人たちが家に帰ってみると、その部下は元気になっていた」のでした。

 

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