2021.3.28 宣教「わが神、わが神」
2021年03月25日 05:21
聖書 マルコによる福音書15章33-41節
33節「昼の12時になると、全地は暗くなり、それが三時まで続いた。三時にイエスは大声で叫ばれた。[エロイ、エロイ、レマ、サバクタニ』これは、[わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですかという意味である』とあります。12時から3時までの間、主イエスは、十字架の上で苦しまれ、三時になった時に「わが神、わが神」と叫ばれたということになります。三時間の沈黙があって、主イエスがこの言葉を言われたということは大事なことです。主イエスの苦悩とは何か。それはここに語られたみ言葉が、祈りであることからも、イエスはこの三時間苦しみの中で祈りつづけておられたことが想像できます。神に対して最後に「わが神、わが神」と言ってこの祈りが出て来たのです。
主イエスが、十字架の上でも繰り返し繰り返し続けられた祈りが、私たちの救いの力となっているのです。最後に至って、服従の最期はいったい何でしょうか?神に従うことは、イエスの場合においても、私たちの場合においても、死に至るまで神の御心に従って生きることです。