2024.7.14 宣教「わたしだ、恐れるな」
2024年07月14日 17:02
聖書 ヨハネによる福音書6章16-21節
五つのパンと二匹の魚で五千人に食事を与えられたイエスの奇跡により、群衆はイエスをガリラヤの王にしようとしました。そこでイエスは一人で山に退かれました。ここにイエスと群衆の間に大きなギャップがあります。 16-17節「夕方になったので、弟子たちは湖畔に下りて行った。そして舟に乗り、湖の向こう岸のカファルナウムに行こうとした。既に暗くなっていたが、イエスはまた彼らのところには来ておられなかった。」イエス御自身は、山に登って祈っておられました。弟子たちだけで舟に乗って向こう岸へ向かいました。ここにも イエスと弟子たちとの間に大きなギャップがあります。18-19節「強い風が吹いて、湖は荒れ始めた。25ないし30スタディオンばかり漕ぎ出したころ、イエスが湖の上を歩いて舟に近づいて来られるのを見て、彼らは恐れた。」奇跡を体験したばかりの弟子たちでしたが、彼らはイエスを幽霊だと思って自分たちはもう終わりだと恐れたのでした。湖の上を歩かれるイエスの奇跡を不信仰のため見えなくなっていたのです。20節「イエスは言われた。『わたしだ、恐れることはない』」これは12人の弟子たちに語られましたが、同時にわたしにもあなたにも語っておられます。今も生きて私たちのために祈ってくださっている主イエスに目を向けたい。21節「そこで、彼らはイエスを舟に迎え入れようとした。」これ以上、イエスが弟子たちの舟に乗られたのかどうかは記されていません。しかし、21節後半「すると間もなく、舟は目指す地に着いた。」のでした。