2024.7.28  宣教「わたしのもとに来る人」

2024年07月28日 15:19

聖書 ヨハネによる福音書6章34-40節

 ヨハネ福音書が生まれた当時の教会は、いつもローマの国家権力の圧政下にありました。そのような中でヨハネは35節「わたしが命のパンである」と書き留めました。37節「父がわたしにお与えになる人は皆、わたしのところに来る。わたしのもとに来る人をわたしは決して追い出さない。」しかし、人々は主イエスのパンの奇跡を見ても、主イエスが神から遣わされたのだということを信じることが出来ませんでした。そこで、父なる神が、わたしに与えてくださった人は、わたしを信じると言われたのです。「わたしが命のパンである」と言われる方を、信じる人と信じない人がいます。信仰と不信仰があります。主イエスは人々の前に立って、父の言葉を語っておられます。不信仰のゆえに人生を歩みながらも希望を抱くことが出来ない人がいます。主イエスは、わたしを見て信じないのなら、何を見ても信じないだろうと言われました。それは、あなたがたの心が頑なになっているからだと言われました。また信じない人は、父なる神から招かれていないので去って行くのだと言われました。神が選んでくださらなければキリストのところに来ることはありません。「わたしのもとに来る人」ということは、神から選ばれて、招かれて、同時にその招きに応答して行動に移している人かどうかということです。

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