2021.3.7 宣教「エルサレム入城」
2021年03月02日 17:45
聖書 マタイによる福音書21章1-11節
主イエスは、エルサレムに入城されるにあたって、自ら王としての儀式を持って入城して行かれました。エルサレムの人々も王として主イエスを迎えました。エルサレムは丁度、過越しの祭りの前で、ユダヤ全土から多くの巡礼者が来ていました。大勢の群衆は自分の上着を道に敷き、王を迎える礼儀で、棕櫚の枝を取って主イエスを迎えました。6節「ダビデの子ホサナ。主の名によって来られる方に、祝福があるように。いと高きところにホサナ」は群衆の王を迎える言葉として記されています。この日から一週間、主イエスはエルサレムにおいて、その救いの御業を完成するために苦しみをお受けになるのです。それが受難週の出来事です。主イエスは「苦難のしもべ」の姿で道を歩まれました。人に仕えることのできるのは、神のしもべであったからです。主イエスはロバに乗ってエルサレムに入城されました。ロバは、主イエスをお乗せするにふさわしい柔和な動物でした。