2024.1.7 宣教「カナの婚礼」

2024年01月06日 09:55

聖書 ヨハネによる福音書2章1-12節

 カナの婚礼物語はイエスの最初の奇跡物語として多くの人に知られています。ガリラヤのカナについて行った最初の弟子たちは、この奇跡をどのように思ったでしょうか。イエスと共にいたのは、アンデレ、ペトロ、フィリポ、ナタナエル、ヨハネの5人の弟子で、この婚礼に招かれていました。カナの結婚式の様子をみると、当時の結婚式としては恵まれた人であったように思います。当時のユダヤの婚礼の宴会は一日では終わりません。準備もしていました。父親にとって、自分の息子や娘の結婚式の途中でお酒がなくなるということは不名誉なことでした。結婚式の花婿も花嫁も、この時は人生で一番幸せなときであり最も輝く時です。その幸せな喜びの中に主イエスがおられるのです。私どもの自分の人生にとって主イエスが共にいてほしいときはどんな時でしょうか。苦しいとき、悲しいとき、つらい試練に遭っている時だと思います。しかし、このカナの婚礼物語にあるように、主イエスは私どもの喜びの中にも共にいてくださいます。このカナの婚礼は、主イエスの家と親戚関係であったようでナザレの村からイエスの母マリアも来ています。そのマリアが先に気づいたのは、もうぶどう酒がなくなりかけていることでした。ぶどう酒が足りなくなったので、母がイエスに「ぶどう酒がなくなりました」と言ったとあります。すると、8節から10節が伝えるように、水がめの水が今までのぶどう酒よりも良いぶどう酒に変わっていました。このぶどう酒はイエスから花婿へのプレゼントです。

サイト内検索

お問い合わせ先

水元教会 東京都
葛飾区水元2-5-9
125-0032
03-3607-0910