2023.6.4 宣教「キリスト、人の子、神の子」

2023年06月05日 05:55

聖書 ルカによる福音書22章63-71節

 67節「『お前がメシアなら、そうだと言うがよい。』と言った。イエスは言われた。『わたしが言っても、あなたたちは決して信じないだろう。』」主イエスという方は、キリスト・イエスと呼ばれ、御自分は人の子と呼ばれ、また神の子とも呼ばれておられました。この肩書は、主イエスの役割、あるいは主イエスの職務とも言えます。主イエスは、いったい何をするためにこの地上に来られたのか。それを、キリスト・人の子・神の子という三つの肩書が言い表します。マタイ福音書16章13節からを読んでみますと、イエスがフィリポ・カイザリアに行く途中で弟子たちに「人々は、人の子のことを何者だと言っているか」とお尋ねになりました。イエスは何をするために神から遣わされた方であるか、人々はどう理解しているかを問われました。弟子たちは「人々は洗礼者ヨハネだとか、エリヤだとか、エレミヤだとか、預言者の一人だと言う人もいます」と答えました。そこで、弟子たちに、それではわたしは何者だと言うのかと問いかけると、マタイ16章16節に「シモン・ペトロが『あなたはメシア、生ける神の子です』と答えた。」と記されています。このペトロの「あなたはメシア、生ける神の子です」の言葉が、私たちの教会の信仰の根本をなします。神はイエス・キリストを通して、御自身を見える形で表されました。これをわたしたちは啓示といいます。

 

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