2022.4.10 宣教「キリストの受難」
2022年04月10日 06:58
聖書 マタイによる福音書27章45-52節
主イエスは、人々から捨てられたままで無言でした。しかも、45-46節に「さて、昼の12時に全地は暗くなり、それが三時まで続いた。三時ごろ、イエスは大声で叫ばれた。『エリ、エリ、レマ、サバクダニ』これは、『わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか』という意味である。」と記されています。主イエスは神を父よと呼びました。主イエスは、十字架にかかって「何故ですか?」と叫びました。「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」と。一度も罪を犯すことがなかったお方が、いつも神を信頼していた神の子が、いつも神の御心の通りに歩んで行かれたイエス・キリストが、そのキリストが全面的信頼していた神から見捨てられたのです。「なぜですか?」それは世を救うためです。創造主から離れて、自己中心となり果てた人間の罪の結果の永久の裁きからです。この裁きを免れるために、罪のない方が身代わりにその裁きを引き受けるという以外になかったのです。私が受けるべき裁きのすべてを引き受けてくださった「キリスト・イエス」。このキリスト・イエスの上に裁きを振り下ろされるほどに、神はあなたを赦し愛されたのです。