2016.12.25 宣教「キリストの日」
2016年12月22日 16:25
聖書 マタイによる福音書2章1-12節
2016年のクリスマスをご一緒にお祝いできますことをお喜びいたします。
クリスマスおめでとうございます。一般的には誕生日というのは、その生まれた人にその誕生の祝いを宣べるのですが、キリストの誕生だけは、イエスご自身だけでなく、そのキリストの降誕を受け入れるわたしたちお互いがクリスマスの祝いを言い表しています。イエス・キリストがこの世界に生まれたことによって、私たちの存在の根拠に対して、大きな力を頂くことになったというところから、クリスマスをお祝いし合うのです。
イエスの誕生はマタイ福音書1章18節から始まっています。聖書にはマリアは「聖霊によって身ごもった」と記されています。イエスがお生まれになったときに、聖書はイエスの名前を天使の命令に従って名付けたことが記されています。20-21節に「このように考えていると、主の天使が夢に現れて言った。「ダビデの子ヨセフ、恐れずに妻マリアを迎え入れなさい。マリアの胎の子は聖霊によって宿ったのである。マリアは男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救うからである」。このように、「その子をイエスと名付けなさい」と記しています。さらにもう一つの違ったイエスの名前で呼びかけています。23節「」見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる」。この名は「神は我々と共におられる」という意味である。
このように「インマヌエル」とは「神が我々と共におられる」という名前です。イエス・キリストの誕生である、クリスマスが私共にとって互いに祝福であり、喜びである大きな理由は、「インマヌエル」ということ、「神が私共と共にいてくださる」ということです。