2024.10.6 宣教「キリストの証人になる」
2024年10月06日 04:52
聖書 使徒言行録1章6-8節
8節「あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリアの全土、また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる。」この聖句は使徒言行録の中心聖句です。なすべき使命が何かという話がここから始まります。復活して生きておられるイエスが、聖霊を通して弟子たちを通して主の働きを継続されます。つまりキリストの証人となって活動することが弟子たち、あるいは教会が、この地上でキリストの代理人として働くということです。地理的にはエルサレムから始まります。初代教会が誕生したのはエルサレムです。イエスを拒否した祭司、律法学者たちが権威を振るっていた非常に伝道のしにくい町です。ここから伝道がスタートしました。なぜエルサレムかというと、ここから悔い改めが始まらなければならないからです。イエスを拒否したという最も大きな罪を犯した人たちに福音が述べ伝えられ、彼らが許しを受け取る必要があったからです。エルサレム伝道、ユダヤ伝道、サマリア伝道、そして地の果てに至るまでとは異邦人への世界伝道ですが、まだこの段階では、弟子たちはユダヤ人伝道にしかイメージがありませんでした。時間の経過とともに弟子たちは聖霊を通して、福音は全ての民のものだと理解するようになります。文字通り地の果てが異邦人の国々、異邦人の救いのことだと分かるようになります。わたしたちの使命の領域は地の果てまでキリストの証人となることです。