2018.12.2 宣教「クリスマスは近い」
2018年12月01日 09:55
聖書 ローマの信徒への手紙13章11-14節
今日は待降節第1主日です。特に今朝は「あなたがたは眠りから覚めるときが既に来ています」ということを中心にして考えてみたいと思います。信仰というのは、目を覚ましているということです。私たちの生活は、みんなと一緒だから大丈夫というのではなく、単独であっても、いつ、どういうことが起こるかもわからないということを考えながら生きていかなければなりません。私たちの人生は、非常に厳しい厳粛さというものを持たないで何かふらふらして生きていると、そのような時にしばしば事故が起こります。「あなたがたが眠りから覚めるべき時」とは、私たちが自分に目を向ける時、自分はいかに汚い悪いものであり弱さが内にあることに気づき、そこから「目を覚ます」ということです。自分に対して真実な目を向けて行くということです。クリスマスを迎えるにあたって、この汚く弱い私たち一人一人の中に神の愛を受け取って行きたいと思うのです。