2024.3.3 宣教「ゲツセマネの祈り」

2024年03月03日 16:58

聖書 マタイによる福音書26章36-46節

 この聖書の個所は、最後の晩餐の後、主イエスが逮捕される直前の話です。ゲツセマネの園でお祈りをなさった個所です。まずゲツセマネという場所でイエスについていった弟子の数は11人です。11人の中の8人を残して、ペトロ、ヨハネ、ヤコブの3人を連れて祈りに行かれました。そして、38節「わたしは死ぬばかりに悲しい。ここを離れず、わたしと共に目を覚ましていなさい」と命じられました。ふたたびイエスは39節で「少し進んで行って、うつ伏せになり、祈って言われた。『父よ、できることなら、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。しかし、わたしの願いどおりではなく、御心のままに』」と祈られたとあります。イエスが祈り終わって帰って来ると、弟子たちは眠っていました。イエスは弟子たちに「わずか一時もわたしと共に目を覚ましていられないのか」と言われました。そして41節「誘惑に陥らぬように、目を覚まして祈っていなさい。心は燃えても肉体は弱い」と語られました。イエスの傍にいたペトロ、ヨハネ、ヤコブでしたが、彼らにはこれから自分たちの上に降りかかる霊的な戦いがいかに激しいかということに目が開かれていません。彼らは全くの無防備だったのです。今を生きる私たちも、サタンの試みにあったときに負けてしまうことのないように、お互いに祈りの備えをしなければなりません。今眠っている時ではありません。

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