2024.7.7 宣教「パンと魚の奇跡」
2024年07月07日 04:38
聖書 ヨハネによる福音書6章1-15節
このパンと魚の奇跡は4つの福音書に記されています。それほど12弟子にとっては忘れられない体験だったのでしょう。多くの群衆がイエスの後を追ってついて来ました。その数は男だけでおよそ5千人でした。イエスは弟子のフィリポに「この人たちに食べさせるには、どこでパンを買えばよいだろうか」と言われた。6節「こう言ったのは、フィリポを試みるためであって、御自分では何をしようとしているかを知っておられたのである。」とあります。7節「フィリポは『めいめいが少しずつ食べるためにも二百デナリオン分のパンでは足りないでしょう』と答えた。」そこへシモン・ペトロの兄弟アンデレが、9節で「ここに大麦のパン5つと魚二匹とを持っている少年がいます。けれどもこんな大勢の人々は何の役にも立たないでしょう」イエスは人々を草原に座れせ、11節「さて、イエスはパンを取り、感謝の祈りを唱えてから、座っている人々に人々に分け与えられた。」その結果、座っている人々が満腹するほど分け与えられることが出来ました。12節「人々が満腹した時、イエスは弟子たちに『少しも無駄にならないように、残ったパンの屑を集めなさい』と言われた。」13節「集めると、人々が5つの大麦パンを食べて、なお残ったパンの屑で12の籠がいっぱいになった。」これが、この奇跡の話です。これは主イエスが霊的な糧を配る原型の奇跡になっています。イエスはこの奇跡の後、「自分のことを命のパンです」と言われました。