2023.12.3 宣教「マリアの賛歌」

2023年12月03日 04:58

聖書 ルカによる福音書1章39-56節

 46-56節は「マリアの賛歌」です。その背景に旧約聖書のハンナの祈りがあります。ハンナはサムエルの母です。ハンナの祈りはサムエル記上2章1-10節ですが、その1節「ハンナは祈って言った。『主にあって、わたしの心は喜び、主にあってわたしは角を高く上げる。わたしは敵に対して口を大きく開き、御救いを喜び祝う』」と不妊のハンナが子供を宿して神を讃えました。マリアは、子供を宿さないはずの乙女が子供を宿しました。マリアの賛歌46-48節「そこでマリアは言った。わたしの魂は主をあがめ、わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます。自分の低いこの主のはしためにも、目を留めてくださったからです。今から後、いつの世の人もわたしを幸いな者と言うでしょう。」ここで「わたしの魂」「わたしの霊」と言う言葉は同じです。さらに「主をあがめ」そして「救い主である神を喜びたたえます」「主」と「救い主である神」と同じ意味です。このようにマリアは旧約聖書に精通していたことがわかります。マリアの賛歌には「主のはしためにも目を留めてくださったからです」という謙遜があります。メシアを胎内に宿したのは、すべて神の恵みであることを知っています。その恵みを受けたものとして自分は幸せ者だと賛美をしています。私どもも神から愛され、選ばれて救っていただいたのは、すべて神の恵みであります。49-50節「力ある方が、わたしに偉大なことをなさいましたから。その御名は尊く、その憐れみは代々に限りなく、主を畏れる者には及びます。」これがマリアが主を賛美している理由です。

 

サイト内検索

お問い合わせ先

水元教会 東京都
葛飾区水元2-5-9
125-0032
03-3607-0910