2024.9.29 宣教「メシアとこの世の闘い」
2024年09月29日 04:41
聖書 ヨハネによる福音書7章40-52節
今日の個所のキーワードは対立です。評価が割れました。一つは「この人は本当にあの預言者だ」この場合、モーセのような預言者が登場します。二番目は「この人はメシアだ」と評価した人がいた。三番目は「ガリラヤ出審なのでメシアではない」という人がいた。聖書の預言を知っている人は、ダビデの子孫はベツレヘムから出ると言い張ります。イエスはガリラヤ出身だと思い込んでいました。44節「その中にはイエスを捕らえようと思う者もいたが、手をかける者はなかった。」なぜイエスを捕らえなかったか。まだイエスの時が来ていなかったからです。神の御心の時は、これから半年後の十字架でした。私たちは、神の御心を歩んでいるならば、神が与えられた働きが完成するまで死ぬことはありません。神から守られています。試練や困難が来ますが、わたしたちは使命があるから生かされています。そしていつ、自分は取り去られるのか恐れる必要はありません。私たちが地上の使命をもっている限り、神は私たちも守ってくださいます。50節に登場したニコデモは、主イエスの生前に明白な信仰を持つことは出来ませんでした。しかし、そのニコデモは主イエスの十字架刑の後に、埋葬の時になって奉仕の活動が出来た人です。私どもも、なかなか公然と信仰を言い表す勇気のない者ですが、聖霊の力が私どもに働いてくださることにより、私どもも信仰を言い表わす者となっていくのです。