2018.12.30 宣教「ヨブの新生」
2018年12月28日 16:20
聖書 ヨブ記42章1-6節
42章1-6節はヨブの応答の重要なところです。2節「あなたは全能であり、御旨の成就を妨げることは出来ないと悟りました。」そして、3-4節「『これは何者か。知識もないのに、神の経綸を隠そうとするとは。』そのとおりです。わたしは理解できず、わたしの知識を超えた驚くべき御業をあげつらっておりました。『聞け、わたしが話す。お前に尋ねる、わたしに答えてみよ。』」と、神の言葉を引用しながら、神の弁論に対する同意であるということを明らかに致しました。4-5節も神の言葉を要約しています。そして5節「あなたのことを、耳にしてはおりました。しかし今、この目であなたを仰ぎ見ます」と、ヨブは言っています。すなわち、今まで神はわたしを全く見てくださらない。神は答えてくださらない。自分から神を見ることも出来ない。と諦めの言葉を語り、自身は神とは離れているとつぶやいていました。しかし、今神を見る。今は神の沈黙の時は去ったと語りました。正しい人の苦難という問題を巡って、神はヨブと同じところにまで下りて来て、神の創造の世界の秘密を語られました。そして6節「それゆえ、わたしは塵と灰の上に伏し、自分を退け、悔い改めます」。これは、ヨブの今までの発のです。これは神との約束、神に対してのヨブの姿勢において、生涯真実であり続けたということだと思います。