2021.8.22 宣教「イエスと女性たち」
2021年08月18日 06:08
聖書 ルカによる福音書8章1-3節
2~3節「すなわち、七つの悪霊を追い出していただいたマグダラの女と呼ばれるマリア、ヘロデの家令クザの妻ヨハナ、それにスザンナ、そのほか多くの婦人たちも一緒であった。彼女たちは、自分の持ち物を出し合って、一行に奉仕していた」のでした。マグダラのマリア、この人の名前は良く知られていますが、このように主イエスの地上の生活を一緒にして、食事の世話をする、衣服の選択をするなど、そういう世話を引き受けてくれる女性たちがいたのでした。この記事はルカのみが書いています。12人の弟子は男性ですが、しかしこの12人の弟子は最後までイエスと共にあったとは書くことが出来ませんでした。最後までイエスの十字架の死を見ていたのは女性たちでした。この十字架の死に先立ち、すでにペトロを代表として弟子たちはイエスを捨てて逃げていました。イエスが復活したときも、その復活を真っ先に知ったのはお墓を訪ねた女性たちでした。この女性たちにとってキリストに従うことは心からの喜びであったのでした。旧約聖書の人間創造において男も女も差別なしに造られたという事実を、主イエスは明確にされたと思います。それは現代において、教会を支え、神の国に生きる証しをしている私たちでもあるのです。皆で、主イエスを愛する思いをもって教会を造ることに励みたいと思います。