2021.10.17 宣教「不信仰な時代」
2021年10月12日 17:38
聖書 ルカによる福音書9章37-45節
主イエスが山を下りて来られたところに、大勢の群衆がいました。その中から突然ある人が飛び出して来て「先生、どうかわたしの子を見てやってください。一人息子です」と叫びました。この父親は、けいれんを起こした息子を助けてもらえると信じてやって来たのでしたが、イエスはおられなかった。そこで40節「この霊を追い出してくださるようにお弟子さん達に頼みましたが、できませんでした。」父親は、主イエスはおられないが、主イエスの弟子たちに頼んだら息子に取りついた悪霊を追い出してくれると信じたのでした。しかし、残っていた9人の弟子たちは子供を癒すことができず無力でした。41節「イエスはお答えになった。『なんと信仰のない、よこしまな時代なのかと言われました。いつまでわたしは、あなたがたと共にいて、あなたがたに我慢しなければならないのか。』」と。この世の中は不信仰です。多くに人が神のことを無視して生きている世界です。続いてイエスは40節「『あなたの子供をここに連れて来なさい』」と言われました。そして、42節「イエスは汚れた霊を叱り、子供をいやして父親にお返しになった。」のです。今、この不信仰な時代に生きている私たちにとって大切なことは、人間の心、魂の癒しです。具体的には私たち人間が神様に立ち帰ることです。人間中心ではなく神の御心を中心に生きることなのです。神は、どんなに苦しい状況の中にあっても逃れる道を備えてくださるのです。そのことを信じて生きる時に、私たちは希望を持つことが出来るのです。