2019.6.2 宣教「不信仰の時代」

2019年06月01日 05:45

聖書 マタイによる福音書17章14-21節

 イエスと3人の弟子が山の上にいて、残りの9人の弟子たちはイエスのお帰りを待っていたとき、そこに一人の男が、てんかんの子を連れて来ました。イエスはおられないが、弟子たちにも治せるはずだと思ったのですが、しかし、何も起こりませんでした。弟子たちの信仰に何が欠けていたのかを思い知りました。イエスは「なんと信仰のない、よこしまな時代なのか。いつまで、わたしはあなたがたと共にいられようか。いつまで、あなたがたに我慢しなければならないのか」と言われました。イエスが我慢するということは、怒りを抑えて耐えておられるのではなく、いつまであなた方の不信仰を支えていられると思うのかと問うておられるのです。からし種一粒ほどの信仰があればと、信仰の問題の根底をイエスは語られました。私たちの信仰が、どれほど小さい信仰であっても、真実なキリストへの信仰があるなら、信仰の実を結ぶことが出来るのです。どんなに小さくても、命が満ちているのです。キリストの福音は、あのパレスチナの灼熱の地、不毛の地としか思われない砂漠にまかれることによって、全世界の至るところまで伝道されたのです。からし種にひとしい信仰であっても、ここにキリストの生命を受けて立つなら、必ずいつの日か栄光を現わすことが出来るのです。



 

 

 

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