2021.9.5 宣教「不安に勝つ信仰」
2021年09月01日 05:35
聖書 ルカによる福音書8章19-25節
主イエスを信じた私たちの人生とは、丁度船に乗って海に出て行くようなものだと言えます。22節「イエスが弟子たちと一緒に舟に乗り」とあるように、私たちの人生には多くの仲間があり旅の道連れとなる人がいます。それだけでなく、私たちには復活のイエスもまた、私たち一人一人の人生の旅に共にいてくださるのです。私たちの人生の旅は平和と希望に満ちていても、静かな日の毎日ではありません。23節「渡っていくうちに、イエスは眠ってしまわれた。」そこへ「突風が湖に吹き降ろしてきて、彼らは水をかぶり、危うくなった。」この突風とはガリラヤ湖ではよく起こることのようです。私たちの人生の嵐も突然やって来ます。病気、試練、心のストレス、愛する者の別れです。今まで平和に過ごしてきた者も、自分の根底を揺さぶられ、人生のはかなさをしるものです。誰もがこの不安と闘いながらも、また明日への不安をもっています。25節「主イエスは『あなたがたの信仰はどこにあるのか』」と言われました。主イエスは私たちの人生の嵐を鎮められるだけでなく、私たちが罪に打ち勝つ者となるために、私たちの罪のために十字架にかかり私たちの罪の贖いとなってくださったのです。そして、死に打ち勝つ者として復活してくださったのです。主イエスは、私たちを、平和の時も守られる神であり、また嵐の時にも守られる神なのです。