2017.5.6 宣教「世の光として」

2017年05月04日 09:49

聖書  マタイによる福音書5章14-16節

 今日の世界は、政治家が過激な発言を繰り返し、非常に国益を主張するという何か危ない状況にあるように思います。それは、自由であって自由を縛り、闇の中へ入り込むような時代と言えるのではないかと思うのです。人間が光を見失い、生きる意味を見失っています。そういう時代に、どう生きて行けばよいのでしょうか。キリスト者としてどのように生きて行かねばならないでしょうか。

 今日の聖句で「あなたがたは世の光である。山の上にある町は、隠れることができない」とあります。キリストを信じる者の生活も、世の光とされた者、世を照らす光とされた者として、誰にでも見られるということです。

 さらに「また、ともし火をともして枡の下に置くものはいない」とあります。人は光に照らされて、はじめて存在することが分かるのです。私たちは光に歩む者として人々に光を与えるのです。

 多くの人が自分の生きている意味が分からないで生きているのが現実です。キリストの光を示して、神の光に照らされて、はじめて自分の命を知ることが出来るです。神が光であるということは、どんな深い闇でも、ささやかな光があれば、光は闇に打ち勝ちます。光の源である神を見てほしいのです。そのためにわたしたちはこの世に遣わされています。

 

サイト内検索

お問い合わせ先

水元教会 東京都
葛飾区水元2-5-9
125-0032
03-3607-0910