2023.3.26 宣教「主が備えられた道」
2023年03月26日 16:31
聖書 ルカによる福音書22章1-13節
ユダがどうしてイエスを裏切ったのかは、最大のなぞです。2節から見ていきますと「祭司長たちや律法学者たちは、イエスを殺すにはどうしたらよいかと考えていた。」彼らはユダヤ教の指導者であり、本来は神に仕え、神を畏れる人たちです。人を殺すのは神を恐れない者にして初めて可能なことです。3節「しかし、十二人の中の一人で、イスカリオテと呼ばれるユダの中に、サタンが入った」とあります。このことがユダヤ教の宗教的リーダーである律法学者、祭司長たちを喜ばせました。4節「ユダは祭司長たちや神殿守衛長たちのもとに行き、どのようにしてイエスを引き渡そうかと相談をもちかけた。」5節「彼らは喜び、ユダに金を与えることに決めた」とあります。彼らはモーセの律法に「殺してはならない」という戒めを犯しました。イエスをどのように殺すことができるか、思いつかなかったとき、そこにイエスの弟子であるユダが来ました。サタンとは悪魔のことです。ユダは、主イエスを殺害する人を喜ばせる運び屋になってしまいました。サタンの虜になってしまうと、そこから自由になれなくなってしまいます。私たちはユダになってはいけません。私たちも、いつサタンの虜になってしまうか気をつけなければなりません。それには、常に神の言葉に耳を傾けて歩む者となることです。