2018.12.16 宣教「主の前に静まれ」
2018年12月12日 17:41
聖書 ゼカリヤ書2章14-17節
14節「娘シオンよ、声を上げて喜べ。わたしは来て、あなたのただ中に住まう、と主は言われる」。この「シオンの娘」とは、必ずしも特定の娘たちのことを言っているのではなく、すべての娘という意味です。「声を上げて喜べ」この日は悲しみの日ではなく、心の不安な日でもなく、この日はすべてのものが喜び歌う日だというのです。なぜなら「わたしは来て、あなたのただ中に住まう、と主は言われる」と言うことです。捕囚となったイスラエルの民は、神殿の再建を目指して励んできましたが、しかし、やがて社会や人からも批判され、いつの間にか信仰が冷えて行きました。彼らはエルサレムにいる信仰者でした。神殿を再建する信仰に燃えていましたが、いつの間にか信仰が冷えて行くときに、「わたしが来てあなた方の中に住むから」と、主はこう言われたのです。このゼカリヤの預言は、一つの象徴的なことです。今、私たちは私たち自身を立て直していかねばなりません。アドベントの時、そういうことを反省しながら、クリスマスを迎えて行きたいと思うのです。キリスト・イエスが私たちの内にあって共に生きてくださるのです。この信仰に立って生きていきたいと思います。