2022.6.5 宣教「主の名を求める者」
2022年06月03日 06:32
聖書 使徒言行録2章14-21節
キリスト教が世界の宗教となったキーとなるのは、一つはペンテコステです。まず使徒たちの上に聖霊が降りたこと、二番目にはペトロの働き、三番目にはパウロの働きです。ペンテコステというのは、イエスの復活の後、集まっていた120人の信徒の上に神からの聖霊が降りた出来事です。聖霊降臨は人を変えていきます。ペトロはイエスがローマの兵士に捕まり連れていかれた時、そっと大祭司の中庭までついて行きましが、女中に「この人もイエスと一緒にいた」と言われたときも「あなたはキリストの弟子だろう」と言われたときも、「わたしはあの人を知らない」と言ってイエスを裏切ってしまったのでした。そのペトロが聖霊経験の後には、立ち上がってキリストの証しをしました。14節「すると、ペトロは十一人と共に立って、声を張り上げ、話し始めた」ペトロは人の顔や評判を気にせず、大胆に語り、声を張り上げてキリストの証しをしました。聖霊によって変えられ、恐れなくなっていったのです。どんな迫害があっても、ペトロはただ神だけを見つめるようになっていました。11人の弟子たちも、ペンテコステの聖霊を受けたとき、12人の弟子たちが一つとなって語るペトロを後ろから支えていったのです。そこに聖霊の力があります。ペンテコステは「教会の誕生日」とも言われています。