2018.1.14 宣教「人生の選択」

2018年01月10日 22:43

聖書 マタイによる福音書7章7-12節

「求めなさい。そうすれば、与えられる」という言葉は、教会外でも一般的によく知られるようになりました。この言葉は人々に勇気を与えてくれました。やれば出来る、ということになったかも知れません。しかし、ここに書かれていることは信仰の話であって、一般常識の話ではありません。

 キリストはなぜ「求めなさい、探しなさい、門をたたきなさい」と私たちをを励まされるのでしょうか?それは、この世に生きる私たちが、主の教えの通りに生きようとして、その道を見失い、自分を見失い、一歩を踏み出せない状態になったら、「求めよ、探せ、門をたたけ」と言われるのです。8節で「だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる」ということを繰り返しながら、キリストは求めるものへの約束をしてくださるのです。

 私たちは繰り返し繰り返し神の真理を求め続けなければなりません。求めることは祈りでもあります。神を見失う時、何よりも祈りをもって、探さなければなりません。私たちは門をたたかないと、門を開けてもらえません。自分で神の門をたたくのです。神は私どもの祈りを聞いておられます。11節「あなたがたの天の父は、求める者に良い物をくださるにちがいない」そのようにキリストは言われています。

 私たちの人生を決定していくものは、求め、探し、門をたたくことであり、それはすなわち神の言葉を聞くということです。神はその者を恵みをもって御旨に適う者としてくださいます。それぞれの人生を導いてくださることをお祈りしたいと思います。

 

 

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