2021.4.18 宣教「人生を導く者はだれか」
2021年04月13日 10:43
聖書 ルカによる福音書5章1ー11節
イエスは町々を巡回し、諸会堂で福音を告げ知らせておられました。1節「イエスがゲネサレト湖畔に立っておられると、神の言葉を聞こうとして、群衆がその周りに押し寄せて来た」そして3節には「そのうちの一そうであるシモンの持ち船に乗り、岸から少し漕ぎ出すようにお頼みになった。そして、腰を下ろして舟から群衆に教え始められた。」この時ペテロは、すぐそばで主イエスの説教を聞いていました。ペトロは漁師でした。一晩中働いても何の収穫も得ることが出来ず疲れ切っていました。主イエスは、説教が終わった後、4~5節「話し終わった時、シモンに『沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい』と言われた。シモンは『先生、わたしたちは、夜通し苦労しましたが、何もとれませんでした。しかし、お言葉ですから、網を降ろしてみましょう』と答えた。」とあります。ペトロは「あなたのお言葉ですから」と言って素直に従いました。そして、もう一度網を降ろしますと、その舟に魚が一杯になったのです。このとき、ペテロはどうしたでしょうか。8節「これを見たシモン・ペトロは、イエスの足もとにひれ伏して、『主よ、わたしから離れてください。わたしは罪深い者なのです』と言った」のでした。イエスの聖なる人格に触れたとき、ペテロは自分がどんなに汚れているかを知り、聖なる方の前に立つことが出来ない思いになったのでした。ペテロは、自分が汚れた者であり、罪人であることに気づいたのでした。すると、イエスはペトロに10節「恐れることはない。今から後、あなたは人間をとる漁師になる」と言われたのです。