2018.12.23 宣教「光と闇の中に立つ者」
2018年12月20日 05:03
聖書 ヨハネによる福音書1章1-5節
今、説教の前に子どもの教会のスタッフからクリスマスの絵本を読んで頂き、イエス・キリストの降誕を分かりやすく知ることが出来ました。今から約2000年前に、ユダヤの国のベツレヘムというところで男の子の赤ちゃんが生まれ、イエスと名付けられました。しかし、今朝のテキストのヨハネによる福音書には、クリスマス物語に出て来る羊飼いや、東の国から博士たちがはるばるやって来るということは書かれていません。
ヨハネによる福音書でのクリスマスは、1章9節「その光は、まことの光で、世に来てすべての人を照らすのである」と書かれているのです。クリスマスというのは、すべての人を照らす、光がやって来るということであり、神は「光」であると述べています。神の存在を十分に表現できる人間の言葉はありません。神が光であるという表現には内容があります。それは神の栄光を現わすのみでなく、神の輝きを現すものです。そこには闇はありません。輝きのみがあるというのです。神が光であるということは、神は人間の歩むべき道を示す方であるということです。主の御降誕を心よりお祝いいたします。