2023.10.1 宣教「光は暗闇に輝く」

聖書　ヨハネによる福音書1章1-5節

　今朝は水元教会創立29年の記念礼拝です。この29年間を神がこの水元の地で福音を伝える業を支え、導いてくださったことに感謝します。聖書の個所はヨハネ福音書の1章1-5節をもう一度取り上げました。5節「光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。」今も、暗闇は光を理解することは出来ません。ここでの光とは真理のことです。そしてより具体的にはイエス・キリストのことです。暗闇というのは、この世の価値観であり、そしてそれを支配している悪魔のことです。そうしますと、この世の価値観にいる人は、光を理解できないということになります。今の世の中にも、聖書に出て来るような偽預言者タイプの人はたくさんいますが、まことのキリスト者の特徴は、まず暗闇を理解しているということです。光は暗闇を理解しています。さらに真のキリスト者は人々が痛みを感じても本当のことを語ります。さらに光に従います。真実を話す、光に従って行くということです。私たちはそういう生き方をしたいと思います。私たちは神がいるという前提を置いて生きています。それが私たちの世界観です。神がいないという世界観を持っている人は、神がいない人生を歩みます。神がいるという世界観を持っている人は、そのすべてのことに意味があるという考えで生きています。ヨハネは神は「光」であると言いました。神が光であるということは、神は私たちの歩むべき道を照らす方、示す方であるということです。