2017.8.27 宣教「外なる人と内なる人」

2017年08月24日 09:23

聖書 コリントの信徒への手紙二4章16-18節

 16節には「外なる人」と「内なる人」が対照的に書かれています。この「外なる人」つまり肉体と古い人間性は衰えていくが、「内なる人」は新しく生まれ変わっていきます。つまり内にキリストを宿す人は、日ごとに新しくされ、霊的に成長していくというのです。

 17節「わたしたちの一時の軽い艱難は、比べものにならないほど重みのある永遠の栄光をもたらしてくれます」とあるように、「一時の軽い艱難」と「重みのある永遠の栄光」とが対照的に記されています。パウロの経験した艱難は軽いものではありませんでした。それでも軽い艱難と言ったのは、パウロはやがてあずかる、比べものにならないほど重みのある永遠の栄光に比べたら、現実の艱難がいかに重くても取るに足りない艱難だと言っているのです。

 18節「わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです」。わたしたちはやがて消えていくこの世の一時の感覚的なものではなく、神と共にある神の子として神の国に目を注ぐべき歩みをしたいと思います。

 

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