2020.10.25 宣教「創造者キリスト」

2020年10月21日 16:38

聖書 旧約聖書 創世記1章1-5節 

   新約聖書 コロサイの信徒への手紙1章15-16節

 創世記1章の1節に「初めに、神は天地を創造された」とあります。この神が天地を掃除された時から、時間というのが始まりました。7節には人間は土の塵で造られたものとされています。聖書では人間の存在を塵のような小さいごみのように描き、自分が一体何者であるかを知らせています。ここで注目すべきことは、その人間に「いのちの息を吹き入れられた」そのことによって人間は「生きる者」となったということです。神から与えられる息、その霊として息が吹き入れられるとき人は生きているけれども、その息が絶えるとき人は生きる者ではないのです。

 新約聖書のコロサイの手紙1章16節に「天のあるものも地にあるものも、見えるものも、見えないものも、王座も、主座も、支配も、権威も、万物は御子において造られたからです。つまり、万物は御子によって、御子のために造られました」とあります。世界を造られるまえに、もうすでにキリストはおいでになったということです。キリストは見えない神が見える形をとって、この世においでになったのです。ということはキリストがこの世においでになったのは2000年前ですが、この地上においでになる前に、すなわち歴史が始まる前にすでにキリストは神でおいでになったということです。キリストは造られたものの一つではなく、造られたものを越えた方、すなわちキリストは造り主でおいでになるということです。

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