2022.5.15 宣教「反抗者への愛」
2022年05月15日 07:27
聖書 ルカによる福音書13章31-35節
32~33節に「行って、あの狐に『今日も明日も、悪霊を追い出し、病気をいやし、三日目にすべてを終える』とわたしが言ったと伝えなさい。」33節「だが、わたしは今日も明日も、その次の日も自分の道を進まねばならない。預言者がエルサレム以外の所で死ぬことは、ありえないからだ。」と、主イエスはファリサイ派の人々に言われたのです。主イエスは今日も明日も、悪霊を追い出し、病気をいやし、人々を束縛するものから解き放ち自由にしようと働かれました。なぜ自分の広げる愛の翼の中に入ろうとしないのかと言われます。人々の心を縛る罪、不安を生む悪の力から解き放ちたい。病があり、憩うことがない、安らぎがないのです。主イエスは「三日後にはこの世の業を終えなけばならない」と言われました。ヘロデが何をしようが「わたしは進んで行かねばならない」と。それは、父なる神がお決めになったこの計画において、従順に従って行かねばならないということです。エルサレムの都に向かって行くことは死に向かって歩み続けて行くということです。主イエスは「三日目に業を終える」と完成を断言しておられます。エルサレム神殿は「ここに、かつて主なる神を拝む神殿があった」というだけに終わるのではないと言われました。今、全世界にこの主の宮が作られました。ここに私どもの礼拝の祝福があります。主イエスが広げてくださる翼、主イエスの十字架と復活によって作ってくださった翼の影の中で、私たちは生かされているのです。