2024.6.16 宣教「四つの証言」

2024年06月16日 04:56

聖書 ヨハネ福音書5章31-40節

 ここに「証し」と言う言葉が11回出て来ます。あるいは「真実」ということが用いられ、これは法廷用語です。裁判では証言が信用されるか、信用されないかが問題となります。ここで主イエスが父なる神の子であるかどうかが問われています。31-32節「もし、わたしが自分自身について証しをしているなら、その証しは真実ではない。わたしについて証しをなさる方は別におられる。そして、その方がわたしについてなさる証しは真実であることを、わたしは知っている。」とあり、四つの証人が記されています。一番目はバプテスマのヨハネです。33-35節「あなたたちはヨハネのもとへ人を送ったが、彼は真理について証しをした。わたしは人間による証しは受けない。しかし、あなたたちが救われるために、これらのことを言っておく。ヨハネは燃えて輝くともし火であった。あなたたちはしばらくの間その光のもとで喜び楽しもうとした。」ヨハネは真理について証言しました。二番目の証言は奇跡です。36節「しかし、わたしにはヨハネの証しにまさる証しがある。父がわたしに成し遂げるようにお与えになった業、つまり、わたしが行っている業そのものが、父がわたしをお遣わしになったことを証ししている。」業とは奇跡です。三番目の証言は父です。37節「また、わたしをお遣わしになった父がわたしについて証しをしてくださる。」とあります。四番目の証言は聖書です。39節「あなたたちは聖書の中に永遠の命があると考え、聖書を研究している。ところが聖書はわたしについて証しをするものだ」聖書がイエスを証ししている。私たちが、この4つの証言を受け取って生きるとき、神は私たちに聖なる霊の命を与えてくださいます。

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