2021.2.7 宣教「地上に見えるイエス」
2021年02月02日 15:55
聖書 ルカによる福音書3章21-23節
今朝の記事は主イエスがバプテスマを受けられたときの記事です。21-22節「民衆が皆洗礼を受け、イエスと共に洗礼を受けて祈っておられると、天が開け、聖霊が鳩のように目に見える姿でイエスの上に降って来た。すると、『あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者』という声が、天から聞こえた」ここに記されている「祈っておられる」という言葉ですが、ルカは主イエスがいつも朝早く一人で祈っておられるお姿をしばしば書いています。主イエスは弟子たちをお選びになるときも、徹夜の祈りをなさったことが6章に出てきます。これは、主イエスは神との深いかかわりに生きておられるお姿です。このことを知るとき、私たちの祈りがどんなに頼りない祈りで、貧しい祈りであるとしても、最後に「主イエス・キリストのみ名によって祈ります。アーメン」と言えることはどんなに素晴らしいことか分かります。父なる神に祈るとき、主イエスが、わたしの名によって祈るならば聴かれないことはないと約束してくださっています。22節「聖霊が鳩のように目に見える姿で」という言葉は、「目に見える姿を示しながら」神の霊がイエスを捉えたのです。そこで神の声が聞こえました。「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」です。神のご計画の中で、主イエスはこの後の歩みを続けられるのです。