2020.12.20 宣教「大きな喜びを告げる」
2020年12月15日 05:59
聖書 ルカによる福音書2章1－14節
羊飼いに与えられた天使の言葉は「大きな喜びの」です。天使たちは主イエスの誕生を10節「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる」と言わざるをえなかったのです。ユダヤの民が待ちこがれていた神の救いを実現する方がお生まれになったのです。今朝、私どもはクリスマスの祝いに招かれています。その中には悲しみの中にいる者も、病の中にいる者も、共に主イエスの降誕の祝いの席にあずかり、新しい命にあずかるのです。15節「天使たちが離れて天に去ったとき、羊飼いたちは、「さあ、ベツレヘムに行こう。主が知らせてくださったその出来事を見ようではないか」と話し合った」とあるように、羊飼いたちは実際に起こった出来事を見に行ったのです。そこでは天使の言葉が語られた通りのことが起こっていました。クリスマスの不思議な出来事です。もう少し先を読んでみますと、18節「聞いた者は皆、羊飼いたちの話を不思議に思った」のです。しかし羊飼いたちは20節「神をあがめ、賛美しながら帰って行った。」のです。この不思議な出来事を見た羊飼いたちは「神が共にいます」ということが言えるようになっていきました。
