2019.11.3  宣教「天国からのメッセージ」

2019年11月02日 06:24

聖書   ルカによる福音書16章19-31節

聖書では天国と地獄をどのように考えているのでしょうか。特にイエス・キリストはどのように教えておられるのでしょうか。具体的に記されているのが、今朝のテキストです。

金持ちが死んで、葬られ、陰府に行って苦しみながら、ちょっと目を上げると、23節「宴席でアブラハムとそのすぐそばにいるラザロが、はるか彼方に見えた」。金持ちの男は6人兄弟の長男でしたので、せめて他の兄弟が、自分と同じような苦しみに遭わないように何とかしていやりたいと思いました。そこでアブラハムに頼みました。わたしの父親の家にラザロを遣わして、兄弟たちによく言い聞かせてくださいと頼みました。しかし、アブラハムは、モーセが伝えた掟と多くの預言者を通して神の言葉が語られて来たので、それで十分だと言います。それで、この金持ちは、会堂で話される言葉だけではだめだから、死後の世界を体験している人が、やって来て「本当にそうなる」と言ってくれないと、神の言葉に真剣に耳を傾けないのだと言いました。しかし、アブラハムは、たとえ死者の中から生き返る者があっても、聞き入れないと言いました。キリストは、キリストの復活も、人間の心が頑なで聞き入れないということを知っておられたのです。人生の途上で、キリストに出会い、永遠の命を得ることがどんなに大切であるか、私たちは、その恵みに生きていきたいと思います。

 

 

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