2020.7.19 宣教「契約の血」

2020年07月13日 18:21

聖書 マタイによる福音書26章26-35節

 主イエスはご自分の死を前にして、まさしく絶望の闇の中で「いのちの約束」について語っておられます。この朝、特に心に刻むべき言葉は、29節「言っておくが、わたしの父の国であなたがたと共に新たに飲むその日まで、今後ぶどうの実からつくったものを飲むことは決してあるまい。」もう一つは29節「しかし、わたしは復活した後、あなたがたよりも先にガリラヤへ行く」です。私たちの教会では毎月第一聖日に聖餐式を行っています。最後の晩餐は主イエスが私どもと共にぶどうの実からぶどう酒を飲んでくださる日です。私たちは、聖餐において主イエスの罪の赦しの血にあずかります。式文で読まれる言葉は「多くの人のために流されるわたしの血、契約の血である」という言葉ですが、この「血」は「いのち」を象徴しています。主イエスが私たちと共にぶどうの実から作ったものを飲んでくださる日が、再びやって来る。私の父の国においてそれをする日が来ると言われました。そして、絶望の中で崩れていこうとした弟子達に「あなたがたより先にガリラヤへ行く」と再建の道を開いてくださったのです。


 

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