2022.9.18 宣教「審きの日と恵みの日」
2022年09月18日 05:50
聖書 ルカによる福音書17章22-37節
22節「人の子の日」とは、世の終わりに神の勝利をもたらすために現れる方であり、主の再臨です。ここで明らかに主イエスは「人の子」とご自分が同じものであると言われています。そして、弟子たちの中にも、それがどんなものか一日だけでも見たいと望む時が来る、知りたいという願いが来ると言われました。そういう時代が来たときのために、あらかじめ今から弟子たちに警告して「見よ、あそこだ」「見よ、ここだ」と人々は言うだろうが、出て行ってはならない。また、そういう人びとの後を追いかけてもいけないと言われました。26節の「ノアの時代」28節の「ロトの時代」は旧約聖書の創世記に記されている物語です。「ノアの時代」の人々は、ノアの言葉を信じないで、ノアを嘲ったりさげすんだりしました。しかし、ノアは神の言葉を信じました。「ロトの時代」とはソドムとゴモラの町を出て行く途中で、振り返るなと戒められていたにもかかわらず、ロトの妻はつい気になって振り返ってしまい塩となって滅びを招いてしまいました。未練があったからです。主イエスは30節で「人の子が現れる日にも、同じことが起こる。」と言われました。主の再臨のとき、滅びと命の道の分かれ目が現れます。主の再臨は神の約束です。私たちは主が来られる日を待ち望みながら、その日には主イエスが私たちを支えてくださることを信じて生きたいと思います。