2019.11.10 宣教「平和の王」

2019年11月10日 19:19

聖書 マタイによる福音書21章1-11節

 主イエスは「柔和なお方」です。ろばの背中に乗ってエルサレムにお入りになりました。主イエスのやさしさは「ろばを選ぶやさしさ」です。ろばという意味は「愚か者」という意味を持つものです。ろばみたいな男というと、鈍感な値打ちのない男という意味もありますが、ろばは、背の小さいくせに我慢強い動物です。そのろばに乗った主イエスをユダヤ人たちは、「ダビデの子ホサナ、主の名によって来られた方に、祝福があるように、いと高きところにホサナ」と言いました。神が遣わされた御子イエスを、私たちが真実の王として迎え入れるところから、私たちに真実の自由が生まれます。王が私たちを支配したら、私たちは不自由になるはずです。しかし、真実な王とは、私たちから自由や命を奪う王ではなく自由と命を与える王なのです。不思議な王です。

 

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