2020.12.24 宣教「幼子キリストを探して」

2020年12月21日 17:05

聖書 ルカによる福音書2章14節

 今年の燭火礼拝は教会と皆さんのご自宅の中でオンラインでつながってイブ礼拝ができることとなりました。ユダヤのベツレヘムの町に着いたものの、宿屋は満員で、ヨセフとマリアは宿屋に泊まることもできず、二人は仕方なく馬小屋の片隅を借りて夜を過ごすことになりました。その夜、赤ちゃんが生まれました。その赤ちゃんがイエス・キリストでした。生まれたばかりのイエス様は、飼い葉桶の中に寝かされました。ちょうどその夜、野原で羊の番をしていた羊飼いたちの前に天使が現れました。「この近くのベツレヘムの町で、一人の赤ちゃんが生まれました。その赤ちゃんは、神の子として、神様に愛されるでしょう。この方こそ、メシアです」と天使が言うと、やがて大勢の天使が現れて「いと高きところには栄光、神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ」と神を賛美して歌いました。クリスマスの意味は、神が人となった事実をお祝いすることです。何か不思議に思う人もいるでしょう。これは人間の理性や知識を超えている出来事です。私どもは求め探さなければメシアを見出せません。一人一人が神の子を探す決断をして、人間の歴史の中でたった一度の不思議な出来事が、このクリスマスなのです。

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