2022.4.17 宣教「復活の恵み」
2022年04月17日 17:13
聖書 ルカによる福音書24章1-12節
婦人たちは、1節「週の明け方早く、準備しておいた香料を持って墓に行った。」のです。外はまだ暗かったと思われます。彼女たちは用意した香油を携え、墓に行ってイエスのお体に香油を塗ることを考えていました。ところが、彼女たちが見たものは、墓の入り口をふさいでいた石が転がされていたということです。3節「中に入っても、主イエスの遺体が見当たらなかった。」空虚な墓の中で、婦人たちが4節「そのため途方にくれていると、輝く衣を着た二人の人がそばに現れた。」この輝く衣を着た2人の者とは天使と思われますが、5節「恐れて地に顔を伏せた」この婦人たちは、この衣を着た二人から「なぜ、生きておられる方を死者の中に捜すのか。」と問われました。6-7節「あの方は、ここにおられない。復活なさったのだ。まだガリラヤにおられたころ、お話になったことを思い出しなさい。人の子は必ず、罪人の手に渡され、十字架につけられ、三日目に復活することになっている、と言われたのではないか。」と。これは、最初の復活の宣言です。婦人たちは、イエスが復活したことを使徒たちに報告しました。ところが、11節「使徒たちは、この話がたわ言のように思われたので、婦人たちを信じなかった」のです。12節「しかし、ペトロは立ち上がって墓へ走り、身をかがめて中をのぞくと、亜麻布しかなかった」ペテロは「この出来事に驚きながら家に帰った。」キリストの復活について婦人たちも弟子でさえ理解することは難しかったのです。しかし、この後彼らは主イエスの復活の恵みに生きることになるのです。