2021.4.4 宣教「復活の朝」

2021年03月30日 05:40

聖書 マルコによる福音書16章1-8節

 イースターおめでとうございます。キリストの復活の朝、弟子たちの行動は不可解です。弟子たちは、主イエスが苦しみを受け殺されるが三日目には復活すると、主イエスから聞いていました。安息日が済んで、お墓に行ったのは女性たちです。ユダを除いた男の弟子11人は全く放心状態でした。女性たちは香料を整えて主イエスの遺体に塗るためにお墓に行っています。すると墓の中には主イエスの体はなく、真っ白な長い衣を着た若者が主イエスの復活を告げたのです。7節「さあ、行って、弟子たちとペトロに告げなさい。『あの方は、あなたがたより先にガリラヤに行かれる。かねて言われたとおり、そこでお目にかかれる』と。ここで特に目立つのは「弟子たちとペトロ」という言葉です。ペトロは弟子たちの代表者でした。ペトロはどういう気持ちでいたのでしょう。ペトロは一度ならずも、二度も三度も公衆の中で「わたしはキリストとは無関係です」と言ったのでした。一番弟子のペトロが罪を犯していたのでした。ペトロの生涯は失敗の連続でした。しかし今、名指しでペトロに告げなさいと主イエスの御心が伝えられたのです。このようにペトロのことを考えますと、私ども一人一人の名が挙げられたことではないでしょうか。それが、復活の朝の、主イエスの呼びかけなのです。






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