2018.8.12 宣教「悔い改め」

2018年08月07日 08:08

聖書 マタイによる福音書11章20-24節

 21節「コラジン、お前は不幸だ。ベトサイダ、お前は不幸だ」この不幸と言う言葉は、主イエスの悲しみの声であり、うめきの声という意味です。23節の「カファルナウム、お前は、天にまで上げられるとでも思っているのか。陰府にまで落とされるのだ」と。主イエスが最も多くのわざと言葉を語りかけられたこれらの町々が、主イエスを受け入れなかったという事実があるのです。そこでこの悲しみの言葉を語られて、今、主イエスはここに改めて神に身を向けられました。それは25節「そのとき、イエスはこう言われました。『天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。これらのことを知恵ある者や賢い者には隠し、幼子のような者にお示しになりました。』」これほどに頑なに神に背き、神の愛を拒否している人々に対して、「天地の主である父よ、あなたをほめたたえます」と。主イエスは神に賛美を歌われるのです。それは主イエスを悲しませた現実が消えたからではありません。26節「そうです。父よ、これは御心に適うことでした」。すなわち、あなたのなさり方は正しいとお答えになられたのです。イエスの福音や力を信じることは神の救いに関する知識を得るということです。しかし、この神の領域の知恵に関しては、人間の側が決めることではなく、神の側からの啓示だけが決めることであると示されたのです。

 

 

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