
2024.5.5 宣教「救い主と語る」
2024年05月05日 04:42
聖書 ヨハネによる福音書4章27-42節
27節「ちょうどそのとき、弟子たちが帰って来て、イエスが女と話をしておられるのに驚いた。しかし、『何か御用ですか』とか、『何をこの人と話しておられるのですか』と言う者はいなかった。」弟子たちは主イエスがサマリアの女と話をしておられるのに驚きました。弟子たちはサマリアを口に出すのも嫌だという思いがあったのでしょう。しかし、このサマリアの女にとっては、一生に一度しかない対話であったと思います。そのサマリアの女との対話を主イエスが厳粛な思いでしておられます。この女の心の中に深くあるのは、一体祝福とは何か、本当の平安な生活とは何かという思いであったと思います。そこで、主イエスは、わたしを信じて、わたしの言葉を聞きなさいと言われました。メシアであるわたしがここにいると。その後、この女がとった行動は水がめをそこに置いたまま町に行ったということでした。この女が町から離れたヤコブの井戸に暑い真昼の間にやってきた理由は、誰にも会いたくなかったからです。それが、今は喜んで町の人々のところへ帰っていくのです。この女は、この方こそわたしの真相を知った方メシアです。どうぞ、あなたがたの目で、確かめに来てほしいと呼びに行ったのです。大きな変化です。主イエスのただひたすら一人の魂を救いに導かれる、この愛が、この女を新しい人に造りかえたのです。