2022.12.25 宣教「救い主の誕生」
2022年12月25日 17:17
聖書 マタイによる福音書2章1-12節
東から来た博士たちは、イエス・キリストの誕生の場所を探し求めてエルサレムにやって来ました。2節「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みに来たのです。」と書かれています。この「拝みに来たのです」ということが、11節にも「家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。彼らはひれ伏して幼子を拝み」と記されています。8節にはヘロデの言葉としてこの「わたしも行って拝もう」と語られています。東方からはるばる来た博士たちは母マリアと共に幼子に会い、彼らはひれ伏して拝み、その宝の箱から最上のものを捧げ、そして帰って行きました。それ以後、彼らは聖書のどこにも出てきません。彼らは「拝む」または主イエスの前にひれ伏すとためだけに、なすべきことをなし終えた人として登場しました。「ただこのためにだけ」です。なぜ、今日も世界中の人たちがクリスマスをお祝いするのでしょうか。それは「主があなたと共におられる」という、この事実です。この主イエスが共におられることが、どんな時にでも私どもの慰めと励ましとなる言葉です。救い主イエスが私たちのところに来て下さったことに、私たちは大きな祝福に包んまれていくのです。これがクリスマスの喜びです。