2022.7.3 宣教「新しい人生を生きる」
2022年07月03日 17:07
聖書 ルカによる福音書15章1-10節
私たちが信仰により救われる経験をすると、誰もが新しい者とされるということを信じて歩み出すことは大切なことだと思います。しかし、やはり自分は何も変わらないし何も新しくなっていないという人がいます。が、実は新しくなっているのです。すでに、誰もがキリストの恵みの業として起こっているのです。どこがどのように変わっていくのでしょうか。それは生きる方向が変わってくるということです。新しくその方向に生きるということは、主イエス・キリストに似た者となる道を歩むということです。ルカ福音書の15章に、羊飼いが迷子の一匹の羊を見つけ出すために、また、一人の婦人が無くした一枚の銀貨を見つけるために、どんなに苦労したか書かれています。この譬え話は神の愛に通じるものです。私たちがキリスト者として生きるとき大切なことは、この神の愛に感謝に生きることです。今朝の中心聖句は10節の言葉で、「言っておくが、このように、一人の罪人が悔い改めれば、神の天使たちの間に喜びがある」としました。神は、人間が自ら正しくなることではなく、自らの罪を認め悔い改め、主イエスと共に生きることを願っておられるのです。それが神様の喜びなのです。