2021.19.26 宣教「 新しい使命と祝福」
2021年09月26日 05:29
聖書 ルカによる福音書9章1-17節
今朝のルカ福音書9章1節から17節は、1節から6節、7節から9節、そして10節~17節の区分がなされていますが、大きな区分で聖書の言葉を学びたいと思います。一言で言いますと「主イエスと共に働く者」の物語です。1節から12弟子の伝道の記事が始まります。弟子たちは主イエスから離れ自分たちだけで伝道に出かけて行きました。主イエスは12弟子たちに悪霊を制し、病気を癒す力と権威をお与えになりました。弟子たちは、神の国を宣べ伝え、病気を癒すために遣わされたのでした。これは、教会の最初を担い、基礎を創った教会の歴史とも言えます。10節からは、イエスのもとに帰って来た弟子たちが、イエスと共に宣教活動をしている時と、夕方になったとあります。そこには多くの群衆、五千人の男と、加えて女性も子供もいたのでした。ここでパン五つと魚二匹だけで満腹するほどに食べさせるという奇跡が起こりました。この奇跡は、マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四福音書の記者が皆、書き記しております。16節「すると、イエスは五つのパンと二匹の魚を取り、天を仰いで、それらのために賛美の祈りを唱え、裂いて弟子たちに渡しては群衆に配らせた」。主イエスは五つのパンと二匹の魚を祝福されたのでした。そこに奇跡が起こりました。